起業3年目でブログを始めた3つの理由|SNS全盛時代にこそ「長文メディア」を選ぶ理由とは

起業3年目でブログを始めた3つの理由|SNS全盛時代にこそ「長文メディア」を選ぶ理由とは
起業3年目でブログを始めた3つの理由

1. 自社サイトから“個”を切り離すための新たな場が必要だった

22歳で創業し、今年で3年目。自社サイトではこれまで、フランスのラベンダー製品の話や美容、旅のことまで幅広く発信してきました。
しかし企業ページとしての役割が強まるにつれ、内容が無難にまとまりすぎてしまい、個人の視点やストーリーを自由に語る場所が失われつつありました。

そこで、自分自身の言葉で綴るブログを別で持ちたいという思いが強くなりました。
商品を売るためだけでなく、自分という人間を伝えられる空間。ビジネスの裏側や迷い、旅での出会い——そんな“商品説明には載らない物語”を紡ぐ場所として、このブログを立ち上げました。

南仏の街並み

2. 情報の“資産化”こそ、個人発信の強みになる

SNSは便利で即時性もあるけれど、その反面、投稿は流れていくばかりで記録として残りづらいと感じています。
一方、ブログは時間が経っても検索され、誰かに届き続ける“資産”となり得ます。僕自身も、数年前に書いた記事をきっかけに新たな出会いが生まれることがありました。

単なる「いま」の発信ではなく、過去を蓄積し、未来に繋げられる場として。
このブログでは、自分にしか書けない体験や視点を丁寧に記録し、長く読み継がれるような記事を少しずつ積み重ねていきたいと思っています。

フランスでの体験

3. 書くことで思考を深め、伝える力を鍛えるために

起業してからというもの、日々の会話や提案の中で「もっと伝わる言葉を持ちたい」と思うことが増えてきました。
特にSNSでは140字以内の“うまい言い回し”が求められがちですが、僕にはもう少し時間をかけて構築する言葉が合っている気がします。

ブログを書くことで、頭の中にある考えを整理し、アウトプットの質を高めたい。
誰かの共感を得るような文章を書くことで、自分自身の視点をより明確にしたい。そんな気持ちで、今このページを書いています。

文章を書く場所

おわりに|“誰かのため”ではなく、“自分のため”のブログを

情報発信というと、誰かの役に立つことが正義のように思われがちですが、僕はまず“自分のため”に書いてみたいと思っています。
その方が、きっと嘘がなくて、面白いものが書けるから。

もちろん、その中で誰かの気づきや共感に繋がるなら、それ以上のことはありません。
起業という“選んだ道”を、これからも言葉で残していけたらと思います。

起業とラベンダー
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